北岳リベンジ
7月16日~7月18日
2年前に途中で撤退したこともあり、ずっと気になっていました。
娘と一緒に行くのは、おそらく今年が最後だろうということもあり、何としてでも
2人で登頂したいという思いから、再び行ってきました。
ただ、数日前から大型台風「マーゴン」が発生 天候がすごく心配~!
今回は万全を期して、2泊3日で登頂を計画。
娘の高山病対策のため、白根御池で1泊して高所での体の順応を図ります。
さすがの3連休すごい混雑
芦安からバスに乗り一時間広河原へ。
2年前と違い、天気は最高 北岳も顔を覗かせてます。
広河原山荘から登り始め、30分で大樺沢二俣と白根御池の分岐に
白根御池方面へ分岐したとたん人が少なくなり、ゆっくりと休みながら
登ることができました。
日頃の運動不足で、すでにバテバテ 娘に置いていかれる始末。
歩き始めて4時間 白根御池に到着
今日の行程はここまで。この後テントを設営して、ゆっくりとくつろぎました。
白根御池小屋は2006年に新築しており、建物自体もきれいでした。
飲料水も無料で確保できるため、テント泊にも快適です。
寝不足ということもあり、早めに夕食を済ませ就寝。
2日目
本日も晴天
今日は肩の小屋まで行き、娘の体調が問題なければ山頂を目指そうと計画。
登り始めの草すべり。結構急坂でいきなり大汗
草すべりが終わり、小太郎尾根まで出るとお花畑が広がってました。
森林限界地点を越えてしばらく歩くと、富士山が見えてきました
ゆっくり歩きながら何とか肩の小屋に到着。白根御池から約4時間30分。
まだ11時前なのでテント設営後、休息をとってから山頂へ行こうと計画。
肩の小屋でラーメンを食べ、3000m地点でテントで贅沢に昼寝
しかしガスが出てきたのと、娘が起きたら頭が痛いと言い出し、様子見。
雨が上がったら虹が出てきました。しかも二重。
キタダケソウの時期は6月中旬から7月上旬まで。
この時期の登山客に観てもらおうと、雪をかぶせて開花を遅らせてる
とのこと。小屋のご主人の気遣いに感動。
娘の体調はだんだんと悪くなり、激しい頭痛と3回の嘔吐。
夕食は抜き、頭痛薬を飲んで寝かせました。
明日も治らなければ、折角ここまで来たのに残念だがあきらめるしか
ないかなと悪い予感が
3日目
4時起床。
心配の娘の体調は・・・
頭痛も吐き気も無く、登れそうとのこと。
天気も良く、自然とテンションも
富士山も頂上付近に傘のように雲が掛かってるが、良く見えてます。
しか~し歩き始めた途端、頭が痛くなり、10歩歩いては座り込んでしまう状態
登頂は諦めようか迷っていたが、娘が頑張ると言ってくれたので、休みながらゆっくり登り
ついに山頂へ
コースタイム30分のところ、1時間15分掛かりました。
苦労した分、満足感も格別です
頂上まで到達することができて、娘もほっとしたのか頭痛も弱くなり
写真を撮ったり、景色を楽しんでました。
登頂できた充実感もあり、とても幸せな気分
下りは娘もまったく問題なし。
景色を楽しみながら肩の小屋まで。
間ノ岳と北岳山荘
大樺沢二俣経由で広河原へ
下りは問題なし。高度が下がると娘の頭痛も無くなり一安心。
3日間天気にも恵まれ、充実した山行が出来ました。
娘も来年には中学生になるので、一緒に山に行ってくれるのはおそらく
今年が最後。そのため、今回の北岳はどうしても登頂成功したかった。
娘も2年前の途中撤退したままでは心残りという思いがあったらしく、高山病に
なりながらも頑張ってくれました。
私にとっても最高の思い出が出来ました。娘に感謝です
娘の高度限界は2600mくらいということも分かり、あと何ヶ月かは
ノンビリと低山でも付き合ってもらおうと思います。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (1)
最近のコメント